都内の整体・リラクゼーションサロンにて講義をさせていただきました。講義のテーマは、
『難病と現代医療』
私自身が8年前に難病を患った経験をもとに
~発症から医療受診~
~治療開始から予後~
までの流れと、
『自己免疫疾患の発症メカニズム』
『病気に対して私たちがサポートできること』
などをお話しさせていただきました。
左目が見えにくいという症状を感じて医療を受診したのですが、病名がわかるまでに2つの病院で誤診がありました。
初診から病名がわかるまでに1週間の時間が過ぎてしまい、病状は悪化。
3つ目の病院でようやく病名がわかりステロイド治療で症状は改善したものの、左目の部分的な視野欠損という後遺症が残りました。
この経験からひとつ言えることは、
『すべて病院任せでは自分の健康は守れない』
ということです。
お医者さんの指示通りにしていたら、私の病名がわかるまで1カ月かかり左目は完全に失明していたと思います。
『お医者さんに診てもらえば大丈夫』
『大きい病院にいけば安心』
は間違いです。どんなに難しい勉強をしてきた医師も人間であり、間違えることがあります。後になってからでは遅いこともあるのです。
大切な身体を守るためには、ある程度健康についての知識と、現代医療の実態を理解する必要があります。
基本的には自分自身で健康を管理し、必要な時だけ医療を受けるのが理想だと思います。
講義では難病と医療の話から、実際に私がクライアント様にお伝えしている健康管理のアドバイスなどもお話させていただきました。
私が施術させていただいているクライアント様には、その場の症状が改善するだけでなく将来にわたって自分で自分の健康管理ができるようになっていただきたいと考えています。
時には施術の時間よりアドバイスの時間を優先することもあります。その理由は、正しい知識を身に付けることで自分で健康を維持することができるようになるからです。
この講座がたくさんの方の健康に役立つことを心から願っています。